人材を定着させる

人材を定着させるには、このような子育て支援を核とした
ワークライフバランスの推進や、キャリアアップシステムの確立が不可欠であろう。

他の業界では採用パンフレントにおいて
キャリアパスが示されるなど徹底しているようだが、
その点、介護福祉業界まだまだ立ち遅れている。

パンフレットといってもご利用者向けのものしか置いていないところも
まだまだ多く、若い人の関心を惹きつける力が弱い。

HPでの発信も不十分だ。

尤も最近では、このような反省から、
採用パンフレットを独自に作成する法人も現れてきた。

法人の理念の他、若手職員の生の声を掲載したり、
福利厚生や育児休業取得実績など、
女子学生がチェクしそうな内容をふんだんに載せいていたりする。

先にも述べたが、他の業界と肩を並べて勝負するつもりなら、
それぐらい力を入れなければ歯が立たない。

また、努力する法人ほど、
若い人が活躍できるよう画期的な取り組みを次々と展開しているところが多い。

ひとえにトップのチャレンジ精神が良い循環を生むのだ。